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Industry
INDUSTRYとは?
例えばスケートボードのメンテナンスの仕方やセッティング等、
知っているとちっとは役立つかな位の知識を私亀岡が勝手にテーマを選んで書いていきます。
あくまで自分勝手に書いていくだけなので、正しいかどうかはみなさんの判断に任せます。
今回のテーマ:AXLEの修理
第7回はAXLEの修理です。
ウィールやベアリングを交換しようと、いざ外してはみたものの今度は付かない、なんて事よくありますよね?
でもトラックを買うお金なんてない!そんな時にこの修理方法が役に立ちます。
写真の写りがイマイチだから分かり辛いかも知れませんが勘弁してちょうだい(笑)。
< STEP 1 >
AXLEが打ち付けられて潰れてしまい、ネジ山歪んでしまっている状態。
これを今回直していきます。ちなみに道具はヤスリ2種類(大まかに削る為の平ヤスリとネジ山を作る為の小さめのヤスリ)があるとベスト。きちんと削れるやつね。
まず大きい平ヤスリで、赤線の部分を削り落としていきます。結構力が要るので、トラックがデッキに着いたままやるのが固定出来て良いです。
< STEP 2 >
上との違いが分かりますか?ちょうど鉛筆のけずりぞこないみたいな形になります。これで潰れた部分のネジ山が無くなります。
この時あまり角度を付けて削り過ぎないように。下手をするとウィールを着けるだけの長さが足りなくなります。
< STEP 3 >
今度は削った部分に細めのヤスリの角を使い、ネジ山を作っていきます。この時も削り過ぎないように、大体のバリを取るつもりで溝に合わせてヤスリを動かします。
この時に一番大切なのはネジ山の始まり。ネジが入っていく部分をしっかり作ってやると入るきっかけがしっかりするので成功しやすいです。
また、そんなにひどくない時はSTEP 1、もしくはこの作業だけで着きます。
< STEP 4 >
STEP 2と比べると溝がきれいに出来てると思います。これでほぼ完成です。手でナットをはめて回してみましょう。垂直にナットが回って引っかかれば、ウィールを着けても大丈夫なはずです。
無理矢理締めるとナットが削れて使い物にならなくなるので、その場合は3の行程をしっかりやり直しましょう。
また、ネジ山が奥の方まで潰れて無い様な場合はいくら削ってもナットが固定されません。諦めて新しいのを買いましょう。
< ちなみに >
かなり日本入荷は少ない様ですが、こんな道具も売っています。
これはCONSOLIDATEDから発売されているRE-THREADERという道具です。単純にインチサイズのダイスなのですが、キングピンも削れてしまう優れもの!!
確か\3,000くらいだったと思いますが、なかなか売っていない模様。
国産のダイスはセンチサイズなので使えません。要注意!!
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